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猫物語り

< My Family >

我が家の日常はほとんどが二階。日当たりは日が沈むまでたっぷり差し込むし、
まあ〜まあ〜暮らすのにはいいじゃないかと満足しています。昨年長老の15歳の
小太郎が天使になって旅立っていきました。

残るは二組の兄妹の四匹も気の会わない女同士を除いては仲良くやっています。
1歳違いの兄妹でほぼ大きさも同じくらい。どて〜っとしています。
猫の顔を見ている私はにた〜〜としているそうです・・・


今回はゴマメ兄妹について、ちょっとご紹介しましょう。今年の5月で8歳になります。
この兄妹は平成8年、5月15日にまだ目が開いていない乳離れをしていないまま我が家に
来ることになった二匹です。

店の天井から猫の鳴き声がするということで壁をはがして取り出したのが先ず、小さな小さな
三毛のマメちゃん。ご近所さんのお兄ちゃんが一日会社に連れて行ってみたものの養子先は
見つからず、と、また一日置いて天井から、また猫のなき声が・・・・

またまた、壁をはがして見ると行き絶え絶えのサバトラのゴマが・・・
目はまだ幕がかかったようなグレーの瞳で。私、そんな目のごまに目が合ってしまいました。
声になってたかふわ〜〜とないたような・・・

・二匹とも内壁と外壁との間に落ちて母猫もどうすることも出来なかったのでしょう。
すぐにでもミルクを飲ませないと死んでしまいそうにかぼそい声ともならない声で・・・
即座に私は二匹の母になりました。

この日を境に付きっ切りでミルクとトイレの世話に明け暮れて、布団には2ヶ月間寝ずの世話です。
子猫は自分でおしっこが出来ません。母親がなめて刺激をしてださせます。ミルクを飲ませては
ティッシュ・ペーパーでモミモミします。まさに双子の赤ちゃんの母親です。

5月、6月は寒い日もあります。夜は懐に入れて温めて、何度も夜中にミルク、おしっこ、その上、
母親からのミルクには免疫力もあるでしょうが、風邪をひいたり、獣医さんからはこのころに
死ぬか交通事故で死ぬか一番死亡率の高い時期なのだと、ちょっと、あきらめを込めた診断を
くだされていて・・・

2ヶ月が過ぎるころゴマちゃんが一人でおしりを下げて、自力でおしっこをしたので〜〜す。
もう嬉しくて記念写真を撮ったはずです。私が見守るときにおしっこをして褒められたせいか今でも
私が見ているところでゴマだけはおしっこをします。

ゴマは性格は穏やか、後から来た猫もうけいれて一緒に寝ます。マメは翌年に来た真っ白のらんちゃん
と、気が合いません。姉貴風をふかして、らんを脅かすと、ランの弟が仕返しにマメを脅かします。
猫の社会もなかなか難しいようです。

写真の撮影は2004.1.ゴマ&マメ
花  デルフィニューム、ポピー



                                    

 (2004.1 ゴマ)


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