東北の旅 − 1 - 下着屋ドットコム

東北の旅 − 1

           東北の旅  ?   



2泊3日の東北の旅は2ヶ月の準備期間をもって出かけました。本当は一週間前の桜が残っている頃と予定を
組んだものの、今回の一番の目的は乳頭温泉に泊まることです。満杯でした! 空いていたのは5月19日のみ。
桜は諦め、コースをいろいろ調べているうちに奥入瀬もコース内に入ってきました。
一日目はドラマでも人気の義経、ゆかりの地、平泉ははずせません。そして毛越寺(もうすうじ)、
高舘義経堂(たかだちぎけいどう)は観光のコースです。
時間があったら、テレビで見たことがある『空飛ぶ団子』で有名な厳美渓の郭公屋に立ち寄る予定。
そして、本日は数年前から気になっていた繋温泉、『湖山荘』に泊まります。


平泉 中尊寺

天台宗東北大本山。山号を関山(かんざん)といい、慈覚大師を開山(開基850年)12世紀の初め 
奥州藤原氏の」初代、清衡公が多宝塔や二階大堂など多くの堂塔を造営。その趣旨は前九年、後三年という
長い戦乱で亡くなった人の霊を慰め、仏国土を建設するものでした。14世紀には惜しくも焼失しましたが
なお 金色堂初め三千余年の国宝や重要文化財を伝える平安美術の宝庫です。
(パンフレットより)

17日、朝5時30分、自宅を出発、東名、首都高池袋線で東北道に入り、
途中S.A.で朝食をとって一関I.C.へ  お昼前には中尊寺に着きました。
見学前に昼食をとったのですが前沢牛で有名なので牛丼を頼み、大失敗!  
筋ばかりで硬くて食べられません!まだ、入れ歯じゃないんだから。。。。
雑誌で見ていた定食はおいしそうにみえたのに・・・地下道を抜けて
あこがれつづけた東北の第一歩は中尊寺です。

参道は見た目よりは急坂ですが足元は悪くないので左右をきょろきょろしているうちに
本堂、金色堂、弁慶堂とみて回ってしまいます

  

  
本堂の庭

  

写真ではこの位置から撮られた金堂を見ていて、もっと山深いイメージ
を持っていたのに、意外と明るいのにちょっと驚いています。
名所、旧跡はつき物の中学生や私服の高校生の修学旅行生が沢山いました
金堂と旧金堂の内部を他の団体のガイドさんの説明を横で聞きます。

金色堂
天治元年(1124)の造立、中尊寺創建当初の唯一の遺構。皆金色堂の阿弥陀堂は荘厳の限りを尽くされ
まさに極楽浄土を現世にあらわしています。ご本尊は阿弥陀如来。その前に観音菩薩、左右に三体ずつの
六地蔵、最前列は持国天、増長天が仏界を守護しています。
仏壇(須弥壇)。四本の巻柱、、長押(なげし)は螺鈿細工、蒔絵の枠がほどこされています。
夜光貝(螺鈿)、紫檀、アフリカ象の象牙などの材料は当時の交易の広さを物語っています。
中央の須弥壇の中に初代、清衡(きよひら)向かって左の壇に二代、基衡(もとひら)
右に三代、秀衡(ひでひら)公のご遺体と泰衡公の首級が納められています。

(パンフレットより)

  

  

こちらには誰も歩いてきません。
能舞台がありました。
そして、そこからの眺めは格別です。
得しちゃった気分(^O^)

     毛越寺  (もうつうじ)

  

回遊式庭園
サギゴケが咲いていました。

  高舘義経堂   たかだちぎけいどう

    

よしつねとは読まずに 「ぎけいどう」、と読むそうです。
眼下に北上川の流れが・・・・正面の山は束稲連山(たばしねやま)。
8月16日の送り盆には束稲山に大文字の火が焚かれ、北上川にはたくさんの灯篭が
流されるそうです。幽玄の世界が見られるようです。

北上川のおおらかさを感じる景色です。絶景です!!
  ( 写真3枚をつなげました。)

空飛ぶ団子 郭公屋

今回出かける前日にもう一度、コースなどを見直していると。厳美渓に
空飛ぶだんごがあるというので、一関I.C.まで戻ってすぐなので急遽コースに
入れました。テレビで見たことがあって、ここがあの団子やさんだとわかって
通り過ぎるわけには行きません。

  

  

高い位置に団子やさんのお店が合って、川を挟んで向こう側から かごにお金を入れると
そのかごをひっぱっりあげ 上でだんごとお茶を入れて す〜〜っと離すと下にいるお客さんの
手元まで団子が届く・・・というわけで。その紐を引っ張らせてもらって・・・。

地元の人とのふれあいが旅の一番の思い出になりました。三本入って400円です


格子戸の外の席は下の谷が見えます。

    湖山荘  繋温泉

ああ〜どんよりと重い雲が垂れ込めて・・・

  

                    (写真4枚をつなげました)

  
左の写真  赤い橋と手前のブルーの鉄橋が この宿に来る時の目印です。写真奥の方が盛岡方面、
左の写真  左方面が田沢方面です。真っ暗になってしまったので、何の目印もなく、迷いました。
宿の湖側の庭にでてみると、すぐ下に道路が走っています。
繋温泉よらない場合は盛岡から田沢方面に行くには湖の向こう側の道路を走ります。

  
   
            二日目の朝  湖山荘にて   何もかもが美味しいです。

2〜3年前に買った旅の雑誌で良いな〜と思っていた宿が今回の東北の旅の通り道にあるのが
わかって泊まることができました。紹介していた雑誌にも遠いのが たまにキズ。。
とあったのですが・・・ほんとに、ほんとにその通り!

まず、宿に電話をしたときにいい感じなら、あまり外れは無いと、今までの経験から決めていたのですが、
ここ湖山荘はピッタシカンカン〜〜。予約時もGood !
団子やさんから宿に向かう途中でパンクをして、遅くなる旨 電話をすると、快い返事
その上、宿への入り口がわからずウロウロしていると、懐中電灯を持った宿の方が
山から下りてくれていて。。。。
宿のお部屋ももびっくりするくらいの広さ、それに広いデッキ、お風呂も十分広くて、お食事も
地の物を料理人がしっかり作ったという、珍味が出揃ってほんとに満足でした。
これで一人11500円!!   信じられない〜〜!!  マチガイナシ!!

お部屋にトイレは付いていませんが問題になりません。お部屋は16畳くらいはあったんじゃないかな〜
それに広い板の間、その上 湖側のお部屋は広いデッキ付き!お食事処も周りが気にならないくらい
ゆったり、広く、清潔で、私の勧め宿の筆頭に躍り出たのが湖山荘です
宿への入り口が わかりにくいのが残念でした。


十和田湖  


                      写真3枚をつなげました。)

      


お天気がよければ八幡平のアスピ−テ・ラインから東北道に入って十和田I.C.へ抜ける予定でしたが
今にも振り出しそうな空模様です。宿をでて先ずはっ盛岡I.C.へ向かいます。100kmほどの行程です。
途中、給油したガソリンスタンドのお兄ちゃん奥入瀬に行くなら十和田の次のインターからをすすめたので、樹海ラインを抜けました。確かに樹林地帯を抜けるいい道です。途中の見晴台から十和田湖、そして
雪をかぶった八甲田が見えます。お昼ごろなのにくらいです・・・。


 つづきをもっと見る⇒東北の旅 - 2
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