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「つれづれなるままに」 のぺーじにようこそ

   このページは、店主のひとりごと、店主の日記 のようなページです。
   どうぞ、ごゆっくりと。





  ■  − つれづれなるままに − No.023

  ☆☆  旅  (紅葉の奈良)  ☆☆

2001年の女三人旅の締めは古都”奈良”


  
数年前に秋の京都をたずねました。
清水寺の数本の紅葉だけの紅葉で、また真赤に萌える秋の古都
を訪ねたいと…そして、いつもの女三人旅のメンバーと奈良の
紅葉を計画!
春の桜にしても秋の紅葉にしても一週間の差が大きいので慎重
に日を設定!
ドンピシャのはずだったのに・・・


2001/11/27/28
いつもの様に朝5時我が家を出発
東名高速のサービスエリアで朝食、名古屋I.C.から東名阪道
に乗り、御在所S.A.で休憩、針I.Cを降りて最初の目的地
室生寺へ

数年前の台風で無残な姿がテレビニュースで流れていましたが、
すっかり修復され美しい姿が戻っていました。
『もうだめ〜』を連発しながら とうとう見晴らしの良い
一番上まで長い階段をのぼりました。
ベストシーズンから一週間遅いとはいうものの 十分紅葉を
満喫できた室生寺でした。


次の観光は長谷寺です。鎌倉の長谷寺とは趣が違って…
特に長い階段がなんとも優雅なそして心を落ち着かせて
くれて。
ここは前に主人と夕暮れ時に来たことがあります。
何故か心静かになれるところで、何度でも来たいと思える
お寺です。
緩やかな回廊はほんとにいいですね。すっかりお昼をまわって
しまって、お寺の参道の一軒で遅い昼食です。
温かい温麺定食で大満足の三人です。

そして最後の目的地 談山寺
紅葉で調べると談山寺がでてきます。
ここは はずせません。順に山が低くなっているのか
ここで見事な紅葉に出会いました。
帰り際に白衣をきたおじさんが親切に駐車場に帰るなら
こっちが近道だよ!と誘導してくれたものの・…
なんだったのか?  かえって遠回りしたような?
自分の営業している何かを宣伝したようでもあるし…???
帰ってきて姉と話をしていると、そのおじさんに絶景地点だ
と案内されたとか。 ひょっとして、談山寺の名物おじさん
だったりしてね。


すっかり日も暮れ大和三山は見落としてしまい、まずは
宿に向かう事に、
本日の宿は観光旅館○○屋
ロケーションだけで決めたので料理もお風呂も今ふたつ!
しかたないね〜でアキラメ

翌日は車を県庁脇に終日いれて。

はじめて歩く戒壇院界隈  いいです!東大寺裏手から正倉院、
お水取りで有名な二月堂、三月堂、奈良公園の鹿と遊び・・・

鹿が『ありがと』するの、 しってましたか?
鹿せんべいを持っていると寄ってくるのは自然なことで、食べては
頭を縦にふります。ありがとは?と言うと やるんですね〜
”ありがと、ありがと”、と、頭を何度もふります。

鹿の沢山いる若草山周辺から春日大社をぬけて、ささやきの小道
という名の小道から志賀直哉の旧宅付近で古い洋館のお庭でコーヒー
ブレイクをして…そして…やっぱり、ここは正面から東大寺を見学です。

大きいです。ヤッパリ…仏様の修復をおおがかりでしているので全体
の半分は鉄骨の足場が組まれていたりと、少々残念な部分もあるものの
そんな時期にぶつかれるのもそうないかとおもわれて、あらためて大仏
さんの大きさと東大寺を取り巻く風景のすばらしさをかみしめて
しまいました。
そして、後日この修復の様子をテレビ番組で見て文化財に関わる
方々の凄さ(言葉が見つかりません)に敬服しきりのわたしでした。

高い所からみると奈良ドリームランドが、場違いに見えるものの
地上からは東大寺を越えてさえぎる建物もなく やはり奈良遺産
を守っている方たちの大変さを感じた瞬間でした。

またまたお昼を大分回ってしまい、目的の茶粥を食べに急ぎました。
茶室ほどの小さな部屋に通され、お膳もない部屋で待つ事少し…
まさに茶懐石のおもてなしのようで・・・
(本格的な茶懐石はしりませんが・・・)

充分古都を感じた昼食でこれまた大満足!
午後からは奈良町を散策して赤膚焼きの工房をたずねて
予定を大分ずれこんで、帰途につきました。

奈良と京都
同じ古都でも味わい、風情がちがいますね。
京都は商業の町でもあり、華やかさを持って尚且つ古き歴史を
保存、発展させている町、どこへいってもそれなりに京都を
感じさせてくれますね。

奈良は手付かずのまま、あるがまま・・・そして、田んぼや畑が
かなりの面積を締めているようにみえます。
でも文化財の多いことからその保存維持には並々ならぬエネルギー
が費やされているとかんじます。
で、その界隈から少し離れると街路樹もない荒れた幹線が多く
とても外から来た者からはこれが"古都奈良”?と思わせるのです。

あるがままの良さは場合によっては、乱雑さをかんじます。
京都に泊まっても奈良は日帰り、なんて…よくききます。
そして、奈良は夜が早いのですね。実家を奈良にもつ私としては
ちょっと残念に思うのです。
何かの雑誌で読んだのですが・…、

奈良の夜は、早い。
若草山から漆黒の闇が下りてくる・…
目を凝らしてもふか〜い闇が…と。

古都、奈良の良さを少しづつ感じ始めている私です。
また、来たい、そんな旅ができました。

今回も我が家には、かぼちゃの馬車にならない内に無事帰還
楽しい旅もこれにて おひらき。




(2001.11.28)







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