−−楽しい出会い−−
クリスマスも静かに終わり、いつもと変わらぬ日に戻った束の間・・。
ほんとに、ポカポカ陽気の中、あいも変わらずネコ達と話をしている午後です。
先日、42年ぶりに、小学校のクラスメートにお会いできました。
小学生の頃、一緒に遊んだという記憶はあまりないのですが、
物静かで、でも明るいかわいらしい女の子だったように記憶しています。
横浜育ちの私達は、卒業して初めてのクラス会は、山下公園の氷川丸で・・・。
それ以来、数回のクラス会にも彼女は出席がなく、行き先が全くつかめない
というのを聞いて・・、いつも何となく気にかかっているのでした。
今回も氷川丸でのクラス会でした。
今回の最大イベントは、”彼女が来る”ということで、もう皆さん本当に
楽しみにしていました。42年ぶりのことなので・・。
小柄だった彼女は、やはりそのままの面影を残して現れました。
話をしているうちに、我が家の近くに住んでいらしたのです。
それも後になって分かったのですが、私の家の前に住んでいる方が、
10年も前に彼女を知っていたのですね。
姓が変わっているので、話に出ていても全く分からなかったのですね。
まるで、テレビのドラマのすれ違いや、糸のからみぐあいみたいで。
本当に、この世も、不思議、不思議の世界です。
「どうぞホームページをのぞいて見てください。」
彼女は、リース作家になっていました。
自然を愛し、自然の息吹きを感じながら、花や木や雑草といわれる草達と共に・・。
そして、それをドライフラワーにして、自然をそのまま感じさせるリースの中に、
自然を封じ込めたような、そんな素敵な世界で暮らしていたのですね。
先日、銀座で彼女の個展が開かれ、もちろん、いそいそと仲間と出掛け
美しいリースを見ながら、またまた楽しいひとときを過ごしたのは、
いうまでもありません。
心穏やかに暮らしたいと思うことが多くなった私の時間に彼女のリースは
すうーっと入ってきました。作る人の心が伝わってくる素敵なリースの世界です。
彼女のホームページがあります。どうぞ興味のある方はのぞいてみて下さい。
コーヒーブレイクのひとときを約束してくれます。
「影山 陽子 野のリースのページ」
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/kageyama/
(メールマガジン第9号 2000年12月30日 掲載)
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