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「つれづれなるままに」 のぺーじにようこそ

   このページは、店主のひとりごと、店主の日記 のようなページです。
   どうぞ、ごゆっくりと。





  − つれづれなるままに − No.009

       − ネコと猫とバラの日々 −






猫狂いの日々が始まったのは、もう15年も前になるでしょうか・・・
まあ・・聞いて下さい・・・猫の嫌いなかたには、何をほざくーー!!
ネコ好きな方は、きっと大きくうなずきながら読んで戴ける事うけあい!

私、動物愛護運動に深く関わっている訳でもなく、自然保護に日ごろから
心がけているかっていうと・・まあ、ごくごく普通の、並ぐらい。
ネコと暮らして何が変わったかと・・・庭にいるトカゲの目を可愛いと
思える様になった事!! 以前、庭いじりをしていてバッタリ、トカゲに
会おうものなら手がすくんで・・しばらくは・・固まってしまって。
動物の目って よく見ると 同じなんですよ。ネコの目が いとおしい
と、想えると、カエル、トカゲ、鷹、梟、と、殆どの生き物が同じ目に
みえてきて・・でもヘビだけは、まだ同じ目だと認識できませーーん。

ネコとの出会いのきっかけをお話しましょう。
私の店に、殆ど毎日のように 仕事帰りに顔を出していく方が、ある日
・・・
”実はネコのブリーダーをしてる人がやめてネコ達を里子にだしたの。
子猫は、何とか、でも親ネコ2匹が残って・・グレーとホワイトの
ペルシャ。ホワイトのペルシャはたらいまわしになっているのを聞いた
ネコ好きの方が取り合えずひきうけたけれど、そこも限界なので里親を
探してって・・・

人間の勝手でアチコチ廻されている事を聞いた瞬間、そのネコとの
お見合いも、しないまま飼う事を即決してしまいました。
その白ネコには、子を産むために飼われていたので名前すら、ついて
いないとか・・何とも人間の愛情を感じないまま育った、まだ見ぬネコに、
もう既に私の思い入れは始まっていたのでしょうか・・・

私が貰い受けるために尋ねた時には、里子にきた、もう一匹のネコと
一部屋に、閉じ込めてありました。勿論いろいろな配慮の結果だったの
でしょう。

その白いペルシャは4月のはじめに我が家にやってきました。何年間は、
ケージの中でくらしたのでしょう。そして、転々として我が家へ。
そんな背景のせいか、勝手に膨らませた”不幸なネコ”は、動物の第六感
で感じ取っていたのでしょうか・・わたしの足元から離れようとしません。
大人のネコが こんなにすぐ馴れるものなの?解らない事だらけの始まり
でした。

ネコの行動は、ただただ目新しいもので・・犬と違って,跳び付くでも
なく、静かに,気品高く,背筋をピンと立てて(尾)、部屋という部屋を
すべてチェク! ものめずらしい私は、後からトコトコ就いていきます。
そして  びっくりする程大きな音をたてて咽をならします。
ゴロゴロゴロゴロ・・・・・・
全てのチェクがおわり 目を細めて寄ってきたこの子を抱き上げると、
軽い事!  ネコの軽さにびっくり!ふわふわの毛は背の方だけで、
脇の下、お腹、首回りの至る所 毛がよってダマになっています。ブラシ
で梳こうとすると、痛いのでしょう・・透き通るような爪で手を、おさえ
ます。吸い込まれそうな綺麗な、まなざしで、うったえます。
仕方ありません。ダマの全てはハサミで切りました。スーとブラシは
通ったものの、白いはずの毛はグレーです。

洗面台に湯をはって、手足が暴れないようタオルで包み そっと湯につけ
ます。思った通り 人の赤ん坊もネコも変わりません。
目を細めて気持ちよさそうに入っています。

こんな付き合い方から始まった白のペルシャネコは、獣医さんの診断では
歯をみて・・3歳ぐらいかなーと。
先生の言葉を信じて それからの我が家で暮らした年数を足してこの子の
年齢ということになりました。

名もないこの子に名前を・・・子供達と命名会議を。結果は ”はなこ”
花子では無く 気品があって、気高くそして美しく・・ ゛華子”

こうして華子との暮らしが始まりました。   つづく








     (メールマガジン第14号  2001年4月1日 掲載)






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