「つれづれなるままに」 のぺーじにようこそ
このページは、店主のひとりごと、店主の日記 のようなページです。
どうぞ、ごゆっくりと。
− つれづれなるままに − No.020 |
☆☆ 不思議なこと ☆☆ ねこ二匹との生活が十年程続きました。 白いねこは肌が弱いといいます。痒みのため掻きむしるので首回りの毛が抜け、骨が見えてしまうほどになったことが、手術をした後長い事 首にラッパの先みたいな首輪をつけていました。 7−8歳には、乳がんの手術もしました。そして、不思議なことも沢山起こりました。 夢をみました。 目が覚めたとき あまりに現実と夢との間隔がなく、まさに体験したばかりの、感覚が残っていました。とりあえず、メモを、とったほどです。 意味不明な暗号を解くような・・・ 何度も繰り返し自分の書いたメモを読み返しました。 マサユメとか言います。 何かのメッセージなのか? 他人のみた夢の話なんか聞きたくも無いでしょうが・・ ここは、じっと我慢で最後まで読んでください。 夢の中の背景は・・、 私がながーくすんだ横浜の小高い丘の庭、我が家の前は、谷になりその向こうは、大学のグラウンドの丘、 春の強い風が吹く頃は、真っ赤な赤土の舞う所。 横浜は、何処へいくにも小高い丘をぬうように町ができています。 子供の頃、犬の散歩は、山づたいにグランドに行ったり、谷へ降りてから山へ行ったりと、遊びまわった懐かしい風景に似ています。 私の手の中に白い小鳥がいます。その小鳥が”飛ぶよ!つかまって!”と、はなしかけました。 鳩くらいの鳥です。 飛ぶ? 飛べる訳ないでしょう!と、ボソボソ言ってる私にまたまた声を掛けます。 半信半疑のまま 細く小さい白い小鳥の尾につかまり、バタバタ助走する小鳥に身体、預けてみました。 不安定な低空飛行を、試みたあと三度目に ふわーーぁ と、浮きました。 子供の頃見た映画の "ノンちゃん雲にのる” の様です。 気持ちよく空を飛んでいると、下の谷を見おろすと、息子が、タコを、挙げています。膝小僧を真っ黒にした小学生の3,4年の息子です。 現実には、18歳くらいです。 おろしてもらった場所は、私の通った中学校の校庭にみえました。息子は私の父母の家に案内します。そこには、亡くなった父も。そしてほかの家族もいます。 皆でなにしてるのー?と、話し掛けたところで目がさめた。 夢の中で空を飛んだドキドキが、そして空をとんだ疲労感が残っています。 しばらくして、ひとつの事に気が付きました。 娘がそこに登場していないのです。そして、あの白い小鳥の目!・・華子の目です。!!!!! この頃娘は何かにつけ 私を、避けていた頃、仕事を持つ親にとって気がかりな事ばかりです。口うるさくなる母に口達者でない娘は、プイーッ と、部屋に入って私との会話を避けます。 この事へのメッセージと、判りました。 "娘のことを見落としかけてるよ! もっと注意して!” 華子が空を一緒に飛んで、私の心のスキを、きづかせてくれたのだと受け止められました。 こんな風に理解した後 娘に 華子と空を飛んだ話をしました。 あなたの事お母さん見落としかけていたんだと思うよ。目を、離しちゃいけないよー!愛を忘れちゃいけないよーと。華子が教えてくれたみたい。 二人で知らず知らずに涙を流していました。その涙顔に、いつもは少し離れている華子が、静かに寄ってきて あのザラザラ舌でなめるんですーー。 そんなぁー・・・・又、涙が、ポロポロ・・・・ ”うそー” と、おもうでしょー? 猫と暮らしたことのある方は、一度ならず二度三度経験している方が多いのです。 馬鹿かーーーこいつ!! なーんて 声がきこえてきます。 いいんです!! 少なくとも私と娘にとっては大切な思い出なのです。 **神様からの贈り物** 華子は私にとってかけがえの無い友になりました。 不思議なことは、沢山ありました。 楽しい事も沢山くれました。 そして、華子を抱くと、口癖になりました。 あなたは、神様からの贈り物・・・ (2001.10.16) |
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